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| 週刊レキオ掲載コラムログ No.02 | ||
| てぃるる情報や週刊誌に掲載された相談員のコラムです。 | ||
| それって暴力なの?/てぃるる相談室 | ||
| それって暴力なの?/てぃるる相談室 | |
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こんにちは、てぃるる相談室です。 夫や恋人の暴力に悩む女性の相談を受けていて「このような相談はほかにもありますか?」とよく聞かれます。実際に相談件数は多いのですが、多くの女性が独りで問題を抱えてしまいがちです。そこで、今回はパートナーからの暴力という問題についてお話ししてみたいと思います。 一般に、相手が夫や恋人など近い関係でも、殴る蹴るなどされれば暴力だ、とすぐピンときますよね。でも、例えば彼がカッとなって目の前で携帯電話を壁に投げつけた、夫が生活費を入れない、見下した言動をとるなどはどうでしょう。あまり認識されていないのですが、これらは暴力による支配だと言えます。行動や思考の自由を縛られ、相手の顔色をうかがう関係となるからです。 でも女性がそれを暴力だと感じないのは「お前が俺をイライラさせたからだ」とか「言うことを聞かないからだ」などと言われ、彼を怒らせた原因が自分にあると思わせられていることが多いからです。また、身近な人に訴えたら「夫に食わせてもらってるんでしょ?」とか「夫の世話でなく仕事ばかり優先するあなたも悪い」とか、時には「誰でも一度くらいは夫から殴られるよ」とまで言われ、我慢できない自分を逆に責めてしまうことがあります。 このように"暴力をふるわれる側が悪い"という言い方をされれば、例え暴力を受けている女性でも、非難されることを恐れて誰にも相談できず、孤立した状況に追い込まれてしまいます。 でも、理由が何であれ、暴力をふるわれても仕方ない人などいません。暴力はふるう側に問題があるのです。 昨今、パートナーからの暴力は人権侵害という視点からドメスティック・バイオレンス(略してDV)と呼ばれ、その構造が明らかにされています。以前のように"夫婦ゲンカ"と片付けられることもありません。相談できる窓口も増えましたし、参加しやすい講演会なども数多く催されるようになっています(「てぃるる」でもやってるよ!)。 よく「誰が暴力だと決めるのか?」という質問を受けます。その答えは簡単。暴力だと感じる人が一人でもいれば暴力です。暴力かどうかを決めるのは、ふるった側ではありません。もし他人を殴って「あれは暴力ではなかった」と言っても普通は認められませんよね、犯罪ですから! それがまかり通るのは、相手が妻や恋人や子どもだからです。「女・子ども」に対して別の基準があるとしか思えません。それを日々切り崩していくことも、わたしたち相談室の役割です。 暴力、絶対ゆるしません! | |
| 【週刊レキオ2005年6月30日号掲載】 | |
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